北京
PM2.577
23/19
李克強総理は世界ワクチンサミットのテレビ会議で挨拶を行い、「中国は新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬、検査キットの研究開発に尽力しており、ワクチン研究開発における国際協力を重視している」と述べました。
李総理は、「中国の人々の艱難辛苦に満ちた努力によって、感染症の流行が効果的に抑制されている。各国の人々の健康と安全は互いに関わるもので、一国の力で独りよがりに進めることは不可能だ」と指摘しました。その上で、今後も引き続き、感染症による影響が深刻な国家、とりわけ発展途上国を対象に感染症対策と経済回復上の支援を提供していく姿勢を示しました。
李総理はさらに、ワクチンの研究開発などにおいて世界保健機関(WHO)がリーダーシップを発揮することに関して、支持を表明し、「ワクチンの臨床試験や研究成果の一日も早い実用化を推進し、世界に安全かつ有効でハイクオリティな公共財を提供する。ワクチンの発展途上国における利用の利便性と負担可能な価格による提供の実現に取り組んでいく」と述べました。