北京
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6月1日の「国際こどもの日」に際し、習近平総書記は全国各民族の子供たちに祝賀のメッセージを送りました。習総書記はメッセージの中で、「子どもが優れていれば、国も優れる(少年強則国強)」と記し、「幅広い子供達に勉学に励み、理想と信念を固め、意志を磨き、体を鍛え、中華民族の偉大なる復興という中国の夢を実現することに向け常に心の準備をしておくよう期待する」と述べました。
習総書記はずっと子供たちの成長と未来に関心を寄せています。中国では「子供」を呼ぶ時に「小さな朋友」という表現を使うのをもじって、習総書記は自らのことを子供たちの「大きな朋友」と称し、「子供達がよりよく成長すること」こそが自身の「一番の願い」だと話しています。
願う
子供たちと一緒にいる時、習近平総書記はいつも笑顔を絶やしません。2013年5月29日、習総書記は北京市少年宮(子供たちの課外活動用の施設)で子供たちのイベントに参加した時、革命老区(新中国成立以前の革命根拠地)からの子供達や出稼ぎの両親から農村に取り残された「留守宅児童」、出稼ぎ労働者の両親とともに都市部で暮らしている子供らの話をうなずきながら聞いた後、「今の私の願いは、君たちの願いが全てかなうことだ」と話ししました。
寄り添う
2013年5月21日、習近平総書記は四川省芦山震災の被災地を見舞いました。当時、1歳6か月だった駱俊成ちゃんは甘えた声で「爺爺(中国では子供が年配の男性への呼び名)」と声を出して、習総書記にあいさつしました。その挨拶を受け、習総書記は微笑みながら俊成ちゃんの顔をなでて、頬にキスしました。
交わる
子供達と交流する時、習総書記はいつも自身の体験を分かち合い、みんなを励ましています。2014年5月30日、習総書記は北京市海淀区民族小学校を訪れ、学校の少年先鋒隊(中国の全国的な青少年組織)のイベントに参加しました。
思いやる
習近平総書記は「子供達のよりよい成長が、私たちの何よりの願い」と心を込めて言ったことがあります。2018年8月、「高まる子供の近視率、早急な対策が必要」というタイトルの報道を読んだ後、習総書記は「子供達の目を守るために、社会全体が一緒になって行動しなければならない」という指示を出しました。習総書記は「このことは国と民族の未来に関わる重要な問題なので、極めて重要視しなければならず、放置させてはならない」と強調しました。
励ます
習近平総書記は子供たちにチャンスを大切にし、夢を追いかける人になるよう期待を寄せています。2017年2月24日、北京五棵松スポーツセンターを訪れた習総書記は、館内でアイスホッケーの練習をしていた小学校四年生の官子钊君の手を取りながら、腰を屈めて、肩で官君の肩にぶつけて、「もっと大きくて、丈夫な体になるんだよ」と笑顔で声をかけました。
習近平総書記はまた、自身が子供のときに什刹海(北京市内の湖の名)でスケートをした時のことを話し、子供達に「チャンスを掴んで、引き続き頑張ってほしい」と激励しました。
希望を託す
「中国の夢の実現は君たちにかかっている」。習近平総書記の心のこもったメッセージは、数多くの子供たちの心に希望の種を撒きました。2015年6月1日、習総書記は中国少年先鋒隊(中国の全国的な青少年組織)第7回全国代表大会の代表らと会見した際、「子供たちは若い時から大志を抱く必要がある」と励まし、「志は人生の航路標識である。人生で成果を出すには、まずは志を立てることからだ」と話しました。(hj Yan)