北京
PM2.577
23/19
第13期全国人民代表大会の年次総会が28日に閉幕した後、李克強総理はテレビ会議方式で開かれた内外記者会見で、「去年の東アジア首脳会議を始めとした一連の会議で、15ヶ国(ASEAN10ヵ国、日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド)の首脳が、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の2020年の署名を目指す約束をしたが、中国はこの約束を信じており、期日どおりの発足に期待する」と話しました。
さらに、「中国は中日韓自由貿易協定の交渉も積極的に推し進めている。中日韓は近隣であり、中国としては大きな循環の中で、中日韓の小さな循環を確立することを望んでいる。例を挙げると、新型コロナウイルス感染症を背景に、中韓はファストトラック(迅速手続き)を設け、ビジネスマンや技術者のスムーズな移動を可能にしたことは、企業活動の再開や従業員の職場復帰に役立つ」と話した上、中国は環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への参加に対し、積極的かつオープンな姿勢で臨んでいることを表明しました。(閣、Yan)