北京
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「ニューヨーク・タイムズ」は26日付の評論で、ポンペオ国務長官について、「いかなる外交成果も挙げることがない史上最低の国務長官だ。ホワイトハウス内では、トランプ大統領の機嫌をとり、気に入られることに専念しているという悪名で知られている」と指摘しました。さらに、国務省の2人の高官を解任するようトランプ大統領をそそのかし、新型コロナウイルスの武漢発生論を捏造して、公的資金で私的な晩餐会を催したりするなどの具体例を取り上げました。
これに先立ち、「ワシントン・ポスト」はポンペオ国務長官について、「新型コロナウイルス感染拡大期間中の対応から、米国史上最低の国務長官の1人だと言うことができ、現在は最低の長官と断言できる」と強調しました。
4月の「ワシントン・ポスト」と5月の「ニューヨーク・タイムズ」の報道
これらの報道によりますと、ポンペオ氏が国務長官に就任して以降、米国のウクライナ駐在のメアリー・ジョバノビッチ前大使と国務省のリニック監察総監2人の解任に「功績」を残しました。また、ポンペオ国務長官が5月3日にABCの取材を受けた際、「大量の証拠」から新型コロナウイルスが武漢研究所から発生したと強調しました。これに対して、米国情報部門の最高レベルのウイルス学専門家は、「新型コロナウイルスが人によって作られた証拠は何もない。なぜなら、もしそれが真実であればDNAの証拠が残るはずだが、現実にはそういったものは何もない」と反論しました。(朱 星)