北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日に全人代で行われた記者会見で、「戦狼外交」についての質問に答え、「物事には良し悪しの分別が必要だ。是非を分からない人は信用されず、是非を分からない国は世にたつことができない」と述べました。
また、「中国人は平和を愛し、調和を重んじ、誠意をもって人と接し、信用を根本とする。しかし同時に、中国人は原則と気骨を持っている。意図的な中傷に対し、我々は必ず力強く反撃し、国家の誇りと民族の尊厳を断固として守る。根拠のない誹謗中傷に対し、我々は必ず事実と真実を明白にし、公平・正義と人類の良識を毅然として擁護する」と強調しました。
王外交部長はさらに、「各国が同じ地球村(グローバル・ヴィレッジ)に暮らしている以上、平和をもって共存し、平等をもって互いに接するべきだ。そして何かあれば共に相談すべきだ。一つや二つの国だけがものごとを決めるべきではない」と示し、「中国はいかに発展しようとも、国際社会で覇権を唱えることはない。中国に覇権主義のレッテルを貼ろうとする者こそが、その覇権主義にしがみついている」と指摘しました。
王外交部長はそのうえで世界各国に対し、「人類運命共同体の理念をもって、非難し合うのではなく支持し合い、対抗するよりも協力をして、真に手を携え、世界のより良い未来を共に切り開いてほしい」と呼びかけました。(RYU、謙)