北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日に全人代で行われた記者会見で、台湾問題についての質問に答え、「台湾の民衆は我々の肉親・同胞であり、我々は台湾島におけるコロナウイルス感染症の状況に関心を寄せ、台湾同胞の健康と安全を気にかけている」と述べました。
王外交部長はまた、「台湾当局は国民生活の福祉を顧みず、大陸と台湾が一つの中国に属すると示す『1992年コンセンサス』を承認せず、海峡両岸が渉外事項を協議・処理する扉を自ら閉ざした」としたうえで、「海峡両岸の統一は歴史の必然的な流れであり、いかなる者や勢力にも阻まれることはない」と示しました。
王外交部長はさらに、「米国側に対しては、台湾問題の高度な敏感性を十分に理解し、現実性のない幻想を捨て、国内政治の計算を諦めるよう促すとともに、中国のボトムラインに抵触することのないよう忠告する」と示しました。(殷、謙)