北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は24日に全人代で行われた記者会見で、南海情勢と南海行動規範(COC)交渉についての質問に答え、「中国が新型コロナウイルスを利用し、南海におけるプレゼンスを拡大しようとしているとの表現は荒唐無稽だ」と述べました。
また、「支援物資を満載した船や航空機が南海を頻繁に往来し、南海はまさに中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が手を携えてウイルスと戦う協力の海、助け合いの海となっている」と示したうえで、「一部の域外国が南海へ軍用機や軍艦を派遣して武力を誇示し、苦心惨憺して南海の得がたい安定した局面を破壊しようとしている。このような良からぬ企みは蔑視に値する行動だ」と非難しました。
さらに、「中国とASEAN諸国はすでに南海行動規範(COC)の早期策定について明確な共通認識に達成した。この目標を実現させる我々の決意と決心は断固たるもので、外部からのいかなる干渉にも揺さぶられることはない」と強調しました。(RYU、謙)