北京
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毎年5月18日は、国際博物館会議(ICOM)が制定した「国際博物館の日」です。今年の世界共通テーマは「平等を実現する場としての博物館:多様性と包括性」となっています。
これに合わせて実施される「中国博物館の日」のメイン会場には江蘇省南京市の南京博物館が選ばれ、様々なイベントを行っています。南京市は登録された博物館が58カ所ある、まさに「博物館都市」です。
イベントの目玉となっているのは文化財の展示です。南京博物館では中国伝統文化の多様性と包括性を示す展示として、南京博物院だけでなく、河北博物院、内蒙古博物院、山東博物院、始皇帝陵博物院から集められた、春秋戦国時代から秦、漢の時代(紀元前770年から紀元220年)にかけての文化財が展示されています。

呉王・夫差の剣

漢代の銅像と動物のサイを模したランプ

戦国時代の匈奴の金のバックル
新型コロナウイルスの流行が続く状況の中で、オンラインでの博物館見学に注目が集まっています。「博物館の日」のイベント期間中に、北京市の博物館はホームページ、微博(ウェイボー)、微信(ウィーチャット)などのプラットフォームを通して博物館のパノラマ展示を実施し、デジタル展示ホールなど50のオンライン展示会を行うほか、ライブ配信イベントとして科学普及講座、博物館オンライン観覧、文化財鑑賞などのプログラムも実施する予定です

また、このほど湖南省、安徽省、広西チワン族自治区の田舎にある50校余りの学校の生徒たちはオンライン講座を通じて博物館の見学を体験しました。首都博物館の劉丞副研究館員は「オンライン講座によって、空間と地域の制限を乗り越えて、小都市の子供たちにも大都市の豊かな博物館のリソースを届けることができる。子供たちのために、世界を知るドアを開けられる」と述べました。(hj 謙)

「オンラインでの博物館への入館」を体験する子供たち