【CRI時評】米国の政治家は国民を「モルモット」にしている

2020-05-09 13:24  CRI

 125万人を超える感染者数と不幸にも7万5000人にも達する死亡者数。この二つの胸の痛む数字は米国の超大国としての地位と鮮やかなコントラストをなしている。ワシントンの政策決定者たちは感染症予防・抑制活動の大きな挫折に直面しても、依然として真摯に反省せず、絶えず中国に「責任を転嫁」している。米国民がこうした災難に見舞われているのは、米国の行政当局の度重なる過ち、職務怠慢と切り離すことはできない。

 まず、米国の政策決定層は政治的な虚栄心へのクレージーな執着により、終始防疫を人命に関わる重大事として対応せず、至るところで自身の損得を計算し、米国民を「モルモット」にして、予防・抑制活動のタイミングを繰り返し逃している。

 一部のアナリストは、「米国の最高政策決定層は大統領選挙の年にひとたび感染症に対する早期警戒を大規模に発令すれば『社会の安定』を脅かす結果をもたらし、選挙情勢に不利なインパクトを生じることを懸念している」と指摘している。まさに、大統領選挙を有利に進めようとする「政治的ギャンブル」の考え方がついには大きな災いを招いた。

 次に、米国の行政当局は政策決定に科学的、理性的考え方が欠如しており、感染症の予防・抑制活動は徐々に溝にはまりつつある。反知的、反科学的でポピュリズム気分が高まる中では、米国の科学界と専門技術者などの理性的な声は政治的な雑音に邪魔され、埋もれてしまう。

 第三に、初期の患者の監視、追跡にせよ、防疫物資等の調達、配分にせよ、米国の防疫システム全体が頻繁に混乱と無秩序に晒されており、しかも米国の政策決定者は依然として話が合わない者との「舌戦」に忙しい。

 世界で最も医療の進んだ国として、ワシントンの上層部は感染症への対応がずるずると崩壊している状況に直面して、その背後にある深層の原因について、省察すべきではないのか。他者に「責任を転嫁」し、非難することでは米国民の尊い生命を救うことはできない。感染症の予防・抑制活動そのものに正確に照準を定めることこそ、米国を救い、自身をあがなうことができる路だ。(CRI論説員)

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