北京
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文化・観光部が発表したデータによりますと、メーデー連休の5月1日から5日までの5日間に、全国の国内観光客の数は延べ1億1500万人に達し、国内観光収入は475億6000万元に上りました。
この連休中に家族連れが最も訪れた旅行先は、全国の農村部でした。山西省長治市の振興小鎮では、通行量のコントロール、観光用直通バスの運行、マスクの無料提供などを実施したほか、登山、花見、農業体験などの観光ルートを打ち出し、このメーデー連休の観光収入は約1000万元に上ったということです。
また、この連休中には文化旅行消費のニーズも回復しつつあり、江蘇省では100カ所以上の博物館が再開しました。ただし予約制を実施しており、観光客は身分証や、スマホで表示できる健康マークの提示、顔認識などを通して、秩序を守った見学を行っています。
メーデー連休に中国の観光市場は穏やかな推移を見せました。各地の景勝地は予約制や入場制限などの措置を取り、観光客の密集を避けて、安全な観覧を保障しました。
また、今回の連休中はマイカー観光が市場全体の60%以上を占めました。この市場占有率は中国で連休制度が実施されて以来、最も高く、成長率は最速となりました。
中国文化・観光部データセンターの戴斌主任は「メーデー連休の国内観光市場の成長は予想を超えている。観光消費の信頼性は高まりつつあり、観光客の満足度もますます高まっている」と述べました。(雲、謙)