米CDC報告、感染症蔓延を招いた4つの原因を指摘

2020-05-04 12:16  CRI

 米国疾病予防管理センター(CDC)はこのほど公式サイトで、同センターのアン・シュチャット首席副所長などが執筆した報告書を掲載し、米国内における感染症流行の経緯を整理しました。

 報告書では、米国内で感染症が猛スピードで蔓延したことについて、「旅客の持続的な入国」「人の大規模な集まり」「高リスク施設と人口密集地域における防護措置の不足」「検査キットの不足と無症状感染者によるウイルス拡散の把握不能」という4つの要因が指摘されました。

 「2020年2月24日から4月21日までの米国内における感染症大流行の公衆衛生上の対応」と題する報告の中で「ミス」という言葉が明言されなかったものの、指摘された「4つの要因」はいずれも米国政府の政策決定上の失敗に関わっていると言えます。

 第一に、米国政府は観光禁止令を即時に発動しなかったため、海外からの輸入感染症例は増加の一途をたどりました。

 第二に、ウイルス拡散の初期段階において、各地域からの人々が大規模なイベントに集まることはマイナス要因となりました。当時、連邦政府と地方政府がイベント開催の自粛を要請することはありませんでした。

 第三に、防護措置の不足により、看護施設や病院などの高リスク施設と、ニューヨークなどの人口密集地域で流行の勢いが拡大していきました。4月3日になって、CDCはようやく外出時のマスク着用を勧めるガイドラインを発表しました。

 第四に、ウイルスの検出が難しかったため、米国で感染症流行の初期と拡大期において、大量の患者の感染状況を把握できていませんでした。

 なお、CDCの報告では、「これらの要因を解明することで今後の政策決定に役立てていく」と示され、米国内の感染症流行の勢いを食い止めるためには「持続的な努力が必要である」と強調されています。(洋、星)

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