北京
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アフリカ大陸で確認された新型コロナウイルスの感染者が3万3000人を超えた中、中国は自身の経験をアフリカ諸国に分かち合うためのシリーズテレビ会議を開きました。多くのアフリカ諸国の要人は中国が講じた対策を評価し、中国が実際の行動でアフリカの取り組みを支援することに感謝の意を表しました。
ここ数日、“感染症対応での中ア連携”をテーマに、専門家が出席する一連の交流会が開かれました。ナイジェリア、レソト、ジンバブエなど22ヵ国からの政府関係者、医療専門家ら計200人がインターネットを通じて参加しました。
ジンバブエ衛生省診療事務局のマカラボ局長は、「中国が多くの部門の関係者を巻き込んで開催したこの交流会は時宜のかなった会議で、アフリカ諸国の感染症対応に貴重な経験を提供してくれている。ジンバブエは今後も中国から経験を学び、交流を強め、診断・治療のレベルと感染症対応の力を絶えず向上させていく」と述べました。
現地時間27日、中国からブルキナファソに派遣れた医療チームは西アフリカ諸国の衛生当局向けにオンライン教育を行い、ギニア、マリなどの国の専門家や医療関係者らが出席しました。
席上、専門家チームは参加者から質問に答えました。これらの質問には、医療者自身の防護、コミュニティーでの予防と抑制、インフルエンザと新型コロナウイルスウイルスの違い、患者と濃厚接触者の情報収集、遺体の取り扱い、マスク不足、再発あるいは再感染、病院の通常医療体制の維持などがあります。参加者らは、「中国の経験は、各国の感染症予防・抑制に重要な意義がある」と示しました。
なお、現地時間28日、中国からザンビアを支援する第1陣の物資の贈呈式が首都ルサカで開かれました。医療用マスク、防護服、ゴーグル、赤外線体温計等が含まれているということです。(殷、Yan)