公衆衛生問題の政治化に反対=吉田忠智日本社民党幹事長

2020-04-27 19:31  CRI

 新型コロナウイルスによる肺炎が世界中で蔓延して以来、米国の一部の政治家は、それを政治化したり、中国に汚名を着せようとしたりしてきました。これに対して、日本の参議院議員で、社民党の吉田忠智幹事長は「公衆衛生問題の政治化に反対し、流行による他の国に対するスティグマと差別に抵抗しなければならない」と指摘しました。

 これは吉田幹事長がCMG(チャイナ・メディア・グループ)の日本特派員のインタビューに答えた際に述べたものです。

 吉田幹事長は、その際「ウイルスには国境が無く、人類共同の敵である。身勝手なナショナリズムではなく、協力・連携が重要だ」と述べたうえで、「新型コロナウイルスの流行を政治化したり、レッテルを貼ったりして、自国の利益のための政治的プロバガンダに利用すべきではない」と強く訴えました。

 吉田幹事長はまた、新型肺炎が発生した初期に中国が講じた果敢な措置を前向きに評価し、「中国の経験を学びながら、各国がそれぞれの状況に応じた的確な対応していかなければならない」と述べました。

 さらに、「中国は機敏で積極的な封じ込め策によって、大量の感染と死亡の発生を避けることができた。10日間で2500床の病院(火神山医院と雷神山医院)をやり遂げたことも衝撃的だった。また、診療のマニュアル化と迅速な発展・隔離・追跡の定式化の教訓も重要である。国民が一致して厳格な公衆衛生の手順に従うことができたのは、中国共産党への信頼と中国の強力な行政システムによるものと思う」と示しました。

 感染拡大の中で見られた保護主義や一国主義の台頭について、吉田幹事長は、「感染症は国境を越えて広がり、一国の取り組みだけでは克服できない。保健政策の面でも、国際的な経済対策の面でもグローバルな協力が重要だ」と強調しました。

 感染症との戦いを背景にした両国関係について、吉田幹事長は、「日中の国境を越えた協力や助け合いの積み重ねが力を発揮し、両国国民の友好感情を促進ている。『ウイルスに国境はなく、隣国間には思いやりがある』、『疫病は一時的だが、友情は長続きする』という言葉をかみしめ、『ピンチをチャンスへ』と切り替えるべきだ」と述べたうえで、「日中が不断に率直な対話を進め、感染症対策でも双方の協力の実を挙げて、この新型コロナウイルスの『危機』に打ち勝ち、できるだけ早く習近平主席の訪日を実現し、日中関係発展への新たな合意文書を交わし、新時代の日中関係を作る『機会』にするべきだ」と指摘しました。(取材:周莉、編集:藍、Yan)
 

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