北京
PM2.577
23/19
ベトナムの国連常駐代表団が中国の南海に関する主権と権益を否定する内容の複数の覚書を国連事務総長に提出したことを受けて、中国の国連常駐代表団は17日、この件に関する厳正な立場を重ねて表明し、ベトナムの不法な主張と誤った見解に反対を示す内容の覚書を、国連に提出しました。
これについて外交部の耿爽報道官は「西沙諸島と南沙諸島は中国固有の領土であり、中国は『海洋法に関する国際連合条約』を含む関連国際法に則って、南海の関連海域に対する主権と管轄権を持っている。また、中国は南海について歴史的な権利も有している」とした上で、「中国は南海での主権と権益を守るためにあらゆる措置を取っていく」との姿勢を示しました。(ヒガシ 謙)