北京
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感染症対策をめぐる中国・アフリカ協力はこのほど、積極的に行われています。
現地時間4月14日、在ナミビア共和国中国大使館の依頼を受け、江蘇省の医師らとナミビア医療関係者とのテレビ会議による交流が行われました。会議では、江蘇省の医師らが社区(コミュニティー)における感染症防止措置や医療物資の手配など具体的な対策について余すところなく伝えたうえ、防止や検測、診療などの専門分野に関する質疑応答も行われました。ナミビア側は、「交流は医療水準の向上や感染症予防・抑制策の改善に大変役に立った」と表明しています。
このほか、中国とアフリカの研究機関は17日に「感染症対策における中国・アフリカ協力」をテーマとした国際テレビ会議を行う予定です。その際、「感染症対策をめぐる中国・アフリカ協力計画」も合わせて発表され、アフリカの感染状況に対する分析、研究、判断を強化し、適切な措置を取ることを図ります。
また、中国企業やアフリカ在住の華僑、華人らは、防護物資の寄贈を積極的に行っています。このほど、中国企業がアフリカ54ヵ国へ寄贈した医療物資がエチオピアに到着しました。中には、人工呼吸器500台、ウイルス採取機器や検測キット100万セット、防護服やマスク20万セット、無接触体温計2000個、手袋50万組が含まれています。(閣、CK)