【CRI時評】「再始動」した武漢は中国経済に自信とパワーを注ぎ込む

2020-04-16 22:59  CRI

 武漢市の主要な商業地区と商業複合施設は3月30日に操業を再開し、漢街(武漢の有名な繁華街)も営業を始めた。現在、漢街で営業を再開している店舗は既に8割を超え、人の流れは徐々に回復しつつある。中国の経済成長を6年連続で牽引する原動力として、消費のパフォーマンスは中国経済の成績表に直結する。感染症が消費サービスなど各種の企業に与える影響を如何にして最低限に抑えるかは、現状の中国経済の重要な関心事になっている。

 武漢市政府は税の減免、財政支援、雇用支援など一連のサポートを打ち出し、中小企業の発展を支持している。中国銀聯湖北支店は4月15日から2000万元(約3億円)の恵民消費クーポン券を発行して消費を牽引している。武漢市は中国中部地域の経済の要衝として、2019年の中国の都市GDPランキングで第8位を占め、中国の自動車製造業で重要なポジションを担い、中国、ひいては世界でも最も集積した電子情報産業拠点を備え、自動車、電子などの業種の国内産業チェーン、ひいては世界の産業チェーンを安定させる上で重要な役割を果たしている。現在、武漢市の自動車企業は「しっかりとした復活」を遂げつつある。例えば、単独の工業企業として湖北省で最大規模を誇る東風ホンダ自動車の生産能力は既に完全に感染症発生以前の正常な水準にまで回復している。

 全国の年間売上高が2000万元(約3億円)以上の工業企業の平均稼働率は3月28日時点で、98.6%に達しており、対外貿易重点企業の76%以上は4月9日時点で生産能力回復率が70%を超えている。また中国の中小企業の操業再開率は4月10日時点で80%を超えている。

 武漢のある衛生用品企業を例にとると、この会社の医療用マスクと医療用防護服は3月22日から欧州連合(EU)、米国、韓国や日本などの国と地域に輸出され、国外の感染症との戦いの現場に真っ先に届けられている。「メイド・イン・チャイナ」はまさに絶え間なく海外からの注文に応え、全世界のサプライチェーンの安定に努めている。

 感染症という試練を経た武漢は既に「再始動」し、まさに中国経済回復の潮流に合流し、中国経済に自信とパワーを注ぎ込んでいる。(CRI論説員)

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