北京
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フィリピンのドゥテルテ大統領は13日夜、政府の感染症対策活動グループとの会議後にテレビ演説を行いました。ドゥテルテ大統領はその際、感染症の影響を受けた低所得層の1800万世帯に補助金を配布すると発表した上で、「国内の経済が陥った困難に対応しながら、米国が引き起こした問題の解決も進めねばならない」と述べました。
また、ドゥテルテ大統領は「フィリピンの医療従事者は祖国を離れないように」と呼びかけ、「国内の感染状況は深刻だが、政府から医療従事者に高額な賃金を提供することはできない。そのため、一部にはフィリピンでの感染発生前に高額な賃金に惹かれて米国の医療組織と雇用契約を結んだ者もいる。海外の人々に医療で奉仕したい気持ちも理解できるが、今はフィリピンも試練の中にある。現在の状況は始まりに過ぎないのだということを理解してほしい」と示しました。(殷、謙)