北京
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世界保健機関(WHO)の新興感染症対策部門のリーダーであるマリア・ファン・ケルクホーフェ氏は現地時間13日の記者会見で、米国からのWHO批判に反駁しました。
ケルクホーフェ氏は「加盟国への指導を行なった当初は、飛沫感染と接触感染という、ウイルスによる呼吸器疾患の主要な感染経路に着目していた。また、予防・抑制ガイドラインにおいては、エアロゾル感染の発生を研究していた医療従事者に対して効果的な意見を出した」と述べました。また、WHOが1月10日と11日にネット上でガイドラインを発表していたことを強調しました。
さらに、中国へのでたらめな非難の声について、ケルクホーフェ氏は「中国は1月12日にウイルスの遺伝子配列情報を我々に共有した。このため、PCR検査の研究を速やかに進めることができた。WHOが1月14日にPCR関連の情報を公式サイト上で発表したことで、多くの実験室でのPCR検査キットの開発が行われ、全世界での検査が可能になった」と説明しました。(殷、謙)