北京
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イギリスの『ネイチャー』誌が3日連続で声明を発表し、新型コロナウイルスと武漢および中国を直接的に結びつけていたことについて謝罪しました。
同誌は4月7日に公式サイト上で英語版の社説を掲載する形で謝罪したあと、8日に同じ文章を『ネイチャー』のSNSアカウントに掲載しました。さらに翌9日、『ネイチャー』のWeChat(微信)公式アカウントに、その中国語の訳文を掲載しました。
『ネイチャー』の公式サイト上に掲載された文章の一部
『ネイチャー』のSNS公式アカウントへの投稿
『ネイチャー』はその「新型コロナウイルスによる汚名を着せる行為を直ちに停止する(Stop the coronavirus stigma now)」と題した文章の冒頭で、その主旨について、「世界保健機関(WHO)は、2月に新型コロナウイルスが引き起こす肺炎を“COVID-19”と命名した際に、『新型コロナウイルスを武漢や中国と結びつける報道は間違っている』という内容を遠回しに提案していた。その中には弊誌『ネイチャー』も含まれていた。我々は、当初の報道姿勢が誤っていたことを認め、責任をもって謝罪したい」と表明しました。(HJ 謙)