北京
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23/19
外交部の趙立堅報道官は8日、北京での定例記者会見で、「中国は世界知的所有権機関(WIPO)や各国と共に、知的財産権の分野における国際協力を強化し、グローバルなイノベーションと知的財産権分野の発展を促していきたい」と表しました。
WIPOの7日発表の報告によりますと、2019年のWIPO特許協力条約(PCT)への出願数について、中国が米国を上回り、世界最多となりました。これを受けて、趙報道官は「中国政府は知的財産権の保護を非常に重視しており、法整備の健全化、関連メカニズムの改革、司法と行政の保護強化などの諸分野から、着実な措置を講じて、知的財産権保護に力を入れている」と述べ、「2019年に中国が研究開発に充てた支出は2兆2000億元に達し、前年同期比10.5%伸びた。今後も知的財産権の国際協力を強化していく」と明らかにしました。(Lin、謙)