北京
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国連のグテーレス事務総長は現地時間3月31日、新型コロナウイルスの社会・経済的影響に関する報告書を発表し、「新型コロナウイルスの感染拡大は、国連の創設以降に人類が直面する最大の試練だ」と示しました。
グテーレス事務総長はまた、「主要経済体が歩調を合わせ、包容力のある革新的な政策や行動を思い切って実施し、感染対策能力がぜい弱な国には最大限の金融・技術支援を提供する必要がある」と強調しました。
さらに、「各国は協調性ある対策を取ることで、さらなる感染拡大に歯止めをかけるべきだ。特に重要なのは、先進国が早期に発展途上国を支援し、その公衆衛生システムと感染症への対応力を強化することである。それと同時に、今回の危機が社会と経済にもたらした壊滅的な被害に対応し、女性、お年寄り、若者、低所得層、中小企業、弱者層など、最も大きな被害を受けた人々や組織を重点に守るべきである」と指摘しました。(鵬、謙)