北京
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ラオスの保健省が24日に発表したところによりますと、同日新型肺炎の感染が初めて確認され、感染者は首都ビエンチャン在住の2人の地元住民だということです。これで、東南アジアのすべての国で新型肺炎の感染が確認されました。
ラオス保健省のプートーン・ムエンガパック(Phouthone Mueangpak)副大臣は同日の記者会見で詳細を明らかにしました。感染者の一人はビエンチャン・クラウン・プラザホテルに勤務する28歳の男性です。3月5日から8日にかけて、タイで開催されたシンポジウムに出席した後、9日にバンコクから飛行機でビエンチャンに戻りました。もう一人は36歳の女性ガイドで、3月5日から11日にかけて、欧州からの観光ツアーを案内したということです。二人とも23日に熱が出て、頭痛や咳などの症状が現れ、ビエンチャン友誼病院に入院しました。同日、新型肺炎の感染が確認され、現在は友誼病院で隔離治療を受けているということです。
ラオス政府の関係部門はこの二人の患者の濃厚接触者の足跡を追跡するとともに関係者に対して隔離や観察の措置を取っています。(藍、星)