【CRI時評】米国の政治家は民衆の知的能力を見下すべきでない

2020-03-23 20:19  CRI

 「トランプを逃がすな」――。これは、米紙「ニューヨーク・タイムズ」がこのほど掲載した論説の見出しだ。同論説は一連の事実を列挙することで、トランプ大統領は新型コロナウイルスの感染症に対する態度が前後で一貫せず、民衆の注目を引き付けることで、新型コロナウイルス感染症への対応での「壊滅的失敗」を覆い隠そうとしていることを証明した。

 しかし、米国の民衆はこんなことでごまかされてしまうのだろうか。事実としては、最近になり「情報ゲート」「株式ゲート」など一連の事件が暴露され、民衆の憤激はますます高まりつつある。

 米国はすでに、全世界でも感染の状況が最も深刻な国の一つになった。ニューヨーク州、ワシントン州に続いてカリフォルニア州も22日、非常事態宣言を出した。コロンビア大学の研究者はこのほど、米国では感染症が抑止されない場合、ピーク時には1日当たり50万人の感染者が発生する可能性があると警鐘を鳴らした。

 民衆に対してのリスクの告知がもっと早く、措置がもっと早ければ、米国での感染症の状況は、現在ほどには悪化していなかったかもしれない。しかし、民衆をないがしろにする米国の政治家らは反省もせず、早期修正もせず、逆に失敗を「中国のせい」にして民衆の注意をそらすことに懸命になっている。

 ニューヨーク市のデブラシオ市長は最近になり行った記者会見で、トランプ大統領は新型コロナウイルス感染症への対応ができず、全国の資源を可能な限り早期に調達して感染症の蔓延を抑止することができなかったと批判した。デブラシオ市長は質問する形で「数百万、あるいは数千万人もの米国人は、あなたが何をしているのか理解できない。国家が緊急事態に陥っているとき、あなたは政府の職権を使わなかった。感染症に直面した場合には、あらゆる力を用いねばならない。しかしながら、いったい何が原因であるのか、あなたの行動は一貫して遅く、傍観して待ち続けた。あなたは、米国を救うすべてのチャンスを失ってしまった」と述べた。米国のネットユーザーも遠慮することなく、米国政府は「宣伝戦」をするのではなく、まずは医療機関に物資を提供できる計画を発動すべきだと指摘した。

 米国の一部政治家には、自らの技量を過大評価せず、民衆の知的能力を見下すことをせぬよう、ご忠告する。中国に「なすりつける」ことを狙うのではなく、感染症の予防と抑制という最も差し迫ったことに何が必要なのかと、思考の道筋を転換し、民衆の命と健康を最優先することだ。さもないと、結果は自らに降りかかってくることになる。(CRI論説員)

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