北京
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中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の肖遠企首席リスク官は17日、記者の取材を受ける際に、「新型コロナウイルスの影響をうけ、銀行業の不良債権比率はやや上昇したものの、上昇幅は大きくない、全体としてコントロールできるものと見ている。世界金融市場の動揺は中国市場にも影響を及ぼすが、その影響は短期的なものである。長期的に見れば、中国の金融市場は比較的に健全で、安定さの中で好転する土台が整っている」と述べました。
データによりますと、2月末までに、中国銀行業金融機構の不良債権残高は先月比0.05ポイント上昇しました。これについて、肖氏は「不良債権上昇のトレンドは2月の統計データからも分かるように、今後の2-3ヶ月もさらに伸びていくだろう。感染症の影響は短期的なもので、生産や生活の回復に伴って、企業のキャッシュ・フローは正常に戻り、不良債権は全体としてコントロール可能なものだ」という見方を示しました。(雲、Yan)