北京
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米国東部標準時16日、米株式市場でこの2週間で3回目となるサーキットブレーカーが発動しました。これを受けて、下落幅は過去30年間で最悪の記録となっています。同日午後、トランプ大統領はホワイトハウスでの記者会見で、「米国経済は衰退へと進んでいるかもしれない」と表しました。新型コロナウイルスの感染拡大が経済にもたらした影響を初めて認めたトランプ大統領でしたが、感染症への対応については、なんと自らに満点の評価をつけました。
中国外文局当代中国・世界研究院は、1月20日から3月13日までの米国主要メディアの報道を調査しました。その結果、最も注目度が高かった話題は「感染者の数と統計方法」、「パンデミックへの懸念」、「対応不能で予防・抑制が困難に」という3つです。また、ビッグデータによりますと、米国で批判の標的となっているのは「自由で放任主義的な態度」、「政府の指導不足」、「予防と抑制の立ち遅れ」が主だということです。
厳しい評価を受け続けるトランプ大統領は、失敗を繰り返さぬよう反省し対策に乗り出すかと思いきや、事実の歪曲や他者を中傷することに夢中になっています。16日夜、トランプ大統領はツイッターに「米国は、チャイナウイルスの影響を受けた業界を特に支援する」と投稿しました。これにより、「チャイナウイルス」という表現に急速に注目が集まり、米国内では彼に対する「レイシスト」との悪名が叫ばれ出しています。(翻訳:殷、謙)