北京
PM2.577
3/-2
現地時間12日夜、イタリアの取組を緊急に支援するため、国家衛生健康委員会、中国紅十字会、華西病院からの医療専門家チーム一行9人が、防護服、集中治療室(ICU)用機器、中医学製剤などを含む31トンの医療物資と機器とともに、イタリアのローマ空港に到着しました。
イタリアは現在、感染症と戦う肝心な時期にあります。感染者が増え続けているため、全国的に防疫物資の不足状態が生じています。と同時に、状況が深刻な北部地区では、患者の集中治療に大量のICU機器と医薬品を必要としています。イタリア赤十字社のロッカ会長は、中国からの支援はひっ迫した状況を緩和するとし、中国人民に感謝を表しました。
専門家チームはまた、中国が新型コロナウイルス感染症と戦う中でまとめた予防・抑制マニュアルと診断マニュアルをイタリアと共有します。これまでの数日間、中国とイタリアの保健当局と医療機関は、何回もビデオ会議を開き、情報と経験を交換してきました。(任春生、Yan)