北京
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外交部の耿爽報道官は12日の定例記者会見で、中国とヨーロッパの新型コロナウイルス予防抑制に関する協力について言及し、「双方は情報共有、経験と技術の交流、診療方法・薬品・ワクチン開発における協力を進めていく」と明らかにしました。
耿報道官によりますと、新型肺炎の感染が発生して以来、中国とヨーロッパは密接な意思疎通と協力を保っており、双方は感染症対応の合同専門家チームを発足させ、これまでに3回の電話会議を開いています。
耿報道官はまた、「感染症への対応には、国際社会の団結と協力が非常に重要である。古いローマ帝国の哲学者・セネカ氏の詩句のように“われわれは同じ海の波、同じ木の葉っぱ、同じ庭の花である”。中国とヨーロッパを含む国際社会の共同努力により、必ず世界的な感染拡大を防止できる」と述べました。
また、中国政府から派遣された9人の医療専門家チームは、人工呼吸器などの集中治療設備や医療防護物資を携行して、12日に上海を出発し、ローマに向いました。(Lin、CK)