北京
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国連人権理事会第43回会議は10日、国別人権議題の一般討論を行いました。中国外交部の劉華人権事務特別代表は、「誰もが人権を享受できることは人類の共通の理想であり、中国人民のたゆまぬ追求でもある。人権保障は決して西側のモデルしかないということではなく、各国が自国の国情に合致する道を歩まなければならない」と述べました。
劉代表は新疆問題について、国際的に2つの異なる声が挙がっているとし、「1つ目は少数の西側諸国が中国の善意ある要請を無視し、様々な理由を付けて新疆訪問を拒否する一方、デマを飛ばして中傷している。もう1つは70余りの国が書簡や声明などを通じて中国の政策と人権の進歩を支持している。これらの国のうち、大多数が自ら新疆を訪れ、自分の目で事実真相を見ている。理非曲直は一目でわかるものだ」と指摘しました。
香港情勢については、「去年6月以来、香港で発生したデモ活動は徹底的に違法の暴力事件に変化し、法治と社会秩序をひどく踏みにじっている。香港市民の命と財産の安全を著しく脅かし、『一国二制度』原則の限界に触れた」と強調しました。(玉華、CK)