北京
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現地時間3月9日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はジュネーブで開かれた記者会見で、「現時点で、新型肺炎はすでに100以上の国と地域に広がり、感染者の数は10万人を超えた。パンデミックの脅威はすでに現実味を帯びてきた」とした一方で、「これは史上初の、制御可能なパンデミックになる」と示しました。
テドロス事務局長はまた、「政府、企業、コミュニティ、家庭、個人の決断が新型肺炎の今後に影響を与える。速やかな措置の実施こそが感染抑制に効果的である。中国では8万人を超える患者のうち70%がすでに完治し、退院している。多くの患者が完治できるのだということが示された」と述べました。
会見ではさらに、現時点で中国、韓国、サウジアラビアなどがWHOに寄付金を送り、WHOからは57の国と地域に防護用の物資を届けたことや、今後も引き続き28の国と地域に物資を送り、120の国と地域に研究用の物資を送ることが報告されました。(雲、謙)