【CRI時評】素晴らしい女性医療陣が中国の人権の進歩と発展を物語る

　3月8日は国際女性デーだ。大まかな数字では、新型コロナウイルスによる感染症の発生以来、湖北省での予防・抑制活動の第一線で奮戦している女性の医療従事者は数十万人に上る。中国各地で湖北省を支援している4万人あまりの医療従事者のうち、女性が占める割合は60％を超えている。彼女たちは中国女性の模範であるとともに、まさに中国の女性事業発展の生き写しだ。

　習近平国家主席は国際女性デーに当たり、感染症の予防・抑制活動の第一線やそれぞれの持場で奮戦している中国の女性たちに慰問の意を表し、彼女たちが実際の行動を通じて感染症の予防・抑制のために果たしている重要な貢献を賞賛した。

　国際女性協会のニラ・バヤス会長も「中国では、女性医師と看護師がまさに素晴らしい働きをしており、彼女たちは自らを危険な場に置きながら、患者を救うのに何のためらいも見せず、感染症との闘いの中で重要な役割を発揮している。彼女たちの貢献は歴史に深く刻まれるだろう」と評価している。

　男女平等は中国では基本国策の一つだ。新中国の成立後70年あまり、それぞれの業種、分野で素晴らしい成績を上げる多くの女性たちが現れた。例えば、ノーベル賞を受賞した女性科学者・屠呦呦氏、初の女性宇宙飛行士・劉洋氏など。中国の女性は世界女性人口の5分の1を占め、それ自体の発展と進歩が世界の女性事業のために巨大な貢献を果たしている。

　世界では未だ多くの地域で男女の権利、チャンス、資源配分が不平等な現象が存在しており、国際社会は必ず努力、協力し合わねばならない。なぜなら歴史は「女性の解放と進歩がなければ、人類の解放と進歩はない」ことをとうに証明しているからだ。（CRI論説員）