北京
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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日にジュネーブで行った記者会見で、「1日現在、中国以外の61カ国では新型肺炎の感染者数は8739人となり、死者の数は127人になった。そのうち、中国はこの日の新たな感染者は206人で、1月22日以来最も少なくなった」と明らかにしました。その上で、「中国の新たな感染者は減少しつつあるものの、その他の国では確認された感染者が増えている」と指摘しました。
テドロス事務局長は、また、「過去24時間以内に中国国外で確認された新たな感染者数は、中国の約9倍になっている。韓国、イタリア、イランと日本が最も懸念されている」と示しました。
さらにテドロス事務局長は、「WHOはパンデミック(世界的な大流行)にはなっていないと判断している。大部分の患者は感染ルートが確認でき、中国国外ではコミュニティで流行する証拠はないことがその理由だ」と強調しました。(藍、星)