アフガンに平和の種が根付くように＝外交部

　米国政府とアフガニスタンの反政府勢力タリバンが和平合意に署名したことについて、外交部の趙立堅報道官は2日の定例記者会見で、「これをきっかけに、平和の種がアフガニスタンに根付くよう望んでいる。中国はアフガニスタンの和平・和解プロセスの推進をサポートしていきたい」と述べました。

　趙報道官はまた、「タリバンおよびアフガニスタン国内の各側が機会を逃すことなく早期に内部交渉を開始し、共に受け入れられる政治・安全面の取り決めを話し合い、アフガニスタンの恒久的な平和と安定の実現に向けて努力していくことを呼び掛けたい。中国は各側の意向を尊重した上で、引き続きアフガニスタンの和平・和解プロセスの支持者、斡旋者、便宜の提供者として、建設的な役割を果たしていく」と述べました。（鵬、謙）