北京
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スイスのジュネーブで国連事務局などの国際機関に常駐する蒋端公使は28日に人権理事会で、新疆と香港の問題に関する、オーストラリア、イギリス、ベルギー、アイスランド、ルクセンブルクおよび一部非政府組織による誤った言論に強く反駁しました。
新疆問題について蒋公使は「人権、宗教、民族に関わる問題ではない。反テロと反分裂主義に関わる問題だ」と強調し、中国の新疆ウイグル自治区で実施されている職業技能教育育成センターの運営を含む一連の措置は「反テロと脱過激化において積極的な成果を上げている」としました。さらに、「我々は欧州国家の駐中国大使に、新疆への訪問を何度も要請してきた。しかし、様々な理由をつけて断られている。現地への訪問には意欲を示さず、人権理事会で中国を一方的に非難するという一部の国のやり方を見るに、その政治的な動機が疑われる」と指摘しました。
一方、香港問題について蒋公使は「純粋に中国の内政であり、如何なる外部勢力による干渉も許さない」としました。また、「一部の国は、香港の警察官に向けられた暴力犯罪行為を無視して、香港警察の専門性と冷静な対応に難癖を付けている。これはダブルスタンダードなやり方だ」と指摘しました。
会議の中で蒋公使はさらに、関係国家と組織に対し「偏見と傲慢さを捨て、中国に対する事実無根の非難をやめるよう」促しました。(洋、謙)