北京
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スイスのジュネーブで現地時間28日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が「現在、全世界で開発が進められている新型コロナウイルス感染症のワクチンは20種類以上ある。また、一部の治療法がすでに臨床実験の段階に入り、数週間以内に第一陣の結果が現れる見込みだ」と明らかにしました。
テドロス事務局長はさらに、「世界では感染拡大が続いているが、中国の経験を参考に、効果的な措置の実施と速やかな感染者の発見、隔離治療および濃厚接触者の追跡を徹底しさえすれば、ウイルスの広がりを抑制し、大規模な流行を未然に防ぐことができる」と述べ、「現在の最大の敵はウイルスではなく、恐怖、デマ、誹謗中傷だ。そしていま最も価値あるものは、事実、理性、団結である」と強調しました。(李、謙)