北京
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EU(欧州連合)駐在の張明・中国大使は現地時間18日、ベルギーのブリュッセルで記者会見を行い、新型肺炎との戦いで中国が取ってきた措置などを紹介しました。張明大使は「予防・抑制措置は積極的な効果を挙げた。新型肺炎がEUとの既定の協力プロジェクトに影響を与えることはない」と述べました。
張明大使はその際、「最新のデータが示すように、ここ数週間の中国の努力は報われている。中国は最終的に新型肺炎に打ち勝てるという自信と希望に満ちている」と述べました。
また、「中国の湖北省以外では、感染者が集中的に現れたことはない。中国の他には25カ国で794人の感染者が確認されたが、そのうちEUにおいては7カ国で計36人、世界全体のわずか1%である。これは、武漢などで実行された隔離措置がコロナウイルスの感染を遮断する上で効果的な役割を果たしていることを示している。その他の国に侵入するリスクが低減され、世界的な大流行を防ぐことにつながった」と指摘しました。
さらに、新型肺炎の流行が中国経済に与える影響について、張明大使は「影響には限度があり、コントロールできる範囲内だ。国際社会が過剰的に憂慮する必要はない」と述べました。(藍、謙)