北京
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会場の様子
会議に出席した王毅国務委員兼外交部長
第56回ミュンヘン安全保障会議は14日に開幕しました。西側メディアは、「ここ100年にはなかった未曾有の変局に直面し、国際安全政策の規模と影響力が最も大きな会議であるミュンヘン安全保障会議は、西側のホームパーティーから、西側のレクイエムへと変化した」と報じました。
今年の会議は「消える西側(Westlessness)」をテーマにしており、近年の欧州諸国の懸念と配慮を物語っています。
欧州諸国は米国が欧州諸国を無視したことを痛感しています。そして、米国の貿易脅威によって、欧州諸国は憤りを強く感じています。さらに、米国の欧州内外関係の干渉に警戒を高めています。
欧州諸国は「消える西側」にこだわるべきではありません。王毅国務委員兼外交部長は、会議で演説を行い、各国の心理状態の調整を助言し、「東側と西側の境目を取り消す必要がある。双方の相違を乗り越え、人間の生存を支える地球を一つの共同体として見なければならない。イデオロギーの溝を超えて、歴史文化の相違点が存在していることを認識し、国際社会を一つの家族にするべきである」と述べました。(殷、星)