【CRI時評】新型肺炎は中国ガバナンス体系への「判定試験」

2020-02-04 10:20  CRI

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 中国共産党中央政治局常務委員会は3日、新型肺炎に関する会議を開き、感染拡大の予防・抑制に向けた次の段階の活動について検討した。会議は、今回の新型肺炎の流行は中国のガバナンスのシステムと能力に対する「判定試験」だと指摘した。目下の予防・抑制活動における最優先任務は、患者の治療に全力を尽くし、医療防護物資の供給を保障し、感染率と致死率を下げることだ。同時に、野菜、肉、卵、牛乳、穀物など生活必需品の供給を確保し、物資の割り当てと市場供給を強化しなければならない。

 目下注目を集めている感染拡大を予防・抑制するための医療物資と生活物資の保障問題は、絶え間なく進展が得られている。2月3日午前0時までに、国内メーカーは湖北省に累計で医療用防護服15万4500着を発送し、うち13万1200着が到着したほか、N95マスクを13万3600枚送り、現地の医療物資の逼迫状況が緩和されている。

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 統計によると、2月2日の全国36の大中都市のスーパーマーケットと集貿市場(主に周辺住民のために開設された小売市場)における豚肉、牛肉、羊肉、鶏卵の平均小売価格は、前期ピーク比でそれぞれ0.3%、0.6%、0.8%、1.3%下落し、15種の野菜の平均価格は6.2%下落している。武漢のスーパーマーケットと集貿市場で販売されている豚肉の価格も前期ピーク比0.7%下落し、15種の野菜の平均価格は3.8%下落し、牛肉、羊肉、鶏肉、鶏卵の価格は横ばいとなっている。

 目下のところ、新型肺炎の予防・抑制の情勢は依然として厳しい状況だ。現在もなお、調整して速やかに解決しなければならない問題が多い。会議は、「経験を総括し、教訓をくみ取り、国家の緊急管理体制を健全化し、急・難・険・重な任務の処理能力を高める」「公衆衛生環境に対する調査と改善を徹底して行う」「市場の監督管理を強化する」「法治建設を強化する」「国家の備蓄効能を引き上げる」「重要な物資の生産能力配置を最適化する」必要があると明確に指摘している。(CRI論説員)

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