北京
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新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐことを目的として、武漢市では現在、新型肺炎の専門病院である「火神山病院」と「雷神山病院」の建設が急ピッチで進められています。その建設現場の様子が、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の映像アプリ「央視頻」でライブ配信されています。各建設現場に2台ずつ計4台のカメラが設置されており、29日正午にはこの4つのチャンネルの累計視聴者数が4000万人を突破しました。
2つの病院は2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)の予防・抑制期間中に建設された北京小湯山病院をモデルとしており、火神山病院の建設は今月23日から、雷神山病院は25日から着工しています。
ライブ配信にはBGMや解説が一切なく、建設現場の映像と音声だけが流れ続けています。また、配信ページにはリアルタイムでコメントを書き込む機能もあります。この凄まじいスピードで進む「神がかった工事」を目にしたユーザーたちからは、「外出できずにストレスを溜めていたが、勇気づけられた」「頑張れ、武漢!頑張れ、中国!」といった感謝と応援のコメントが集まっています。
なお、ライブ配信は以下のリンクからご覧いただけます。
央視頻「疫情24時」
https://m.yangshipin.cn/static/2020/c0126.html?from=timeline&isappinstalled=0
(Lin、謙)