北京
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世界経済フォーラムのボルゲ・ブレンデ総裁は20日、新華社通信からの取材の中で、中国の気候変動対応と持続可能な開発目標に関する取組みについて「正しい道を歩んでいる」と評価しました。
ブレンデ総裁は「炭素排出量の削減は、経済成長の維持に取り組んでいる中国にとっての大きな課題である。中国は安定的な発展を保ちながら排出削減を目指し、『パリ協定』の履行に努めている。また、中国の『信じがたいほどの貢献』によって、太陽光パネルの価格は10年前に比べるとたったの10分の1に抑えられ、より広い範囲での普及ができた」と強調しました。
また、「過去数10年を振り返れば、中国は8億人近くの人口が貧困から脱却した。これは人類の貧困削減史上になかった偉大な成果だ」と、貧困対策と持続可能な開発目標に向かう中国の取組みを評価しました。(朱 謙)