北京
PM2.577
3/-2
国連世界食糧計画(WFP)のデイビッド・ビーズリー事務局長はこのほど、「中国は自国内の貧困と飢餓の撲滅で大きな進展を収めている。このことを世界は認識すべきだ。今後、中国は南南協力などの枠組みを通じて、世界規模での貧困撲滅において積極的な役割を果たし続けるだろう」と述べました。
ビーズリー事務局長は新華社の独占インタビューを受け、「過去5年間で、中国の貧困人口は3分の2以上も減っている。2000年から2015年にかけて、中国の飢餓人口は半分まで減少した。世界の耕地面積に占める中国の耕地面積の割合は9%であるが、世界人口の20%を養うことができている」と示しました。
ビーズリー事務局長はまた、「中国は南南協力のリーダーである。2018年に中国はWFPと共に研修セミナーを行い、中国の国家食糧備蓄と管理面の経験を分かち合った。その研修にはアフリカから7カ国が参加した。このほか、中国はアフリカに専門家を派遣し、現地の農業管理者の育成に協力し、小型農家を支援し、経験の普及を行った。中国が今後、引き続きプラスの役割を果たし、経験と専門知識をわかち合い、中国の経験と知恵をより大勢の人々にもたらすことを信じている」と見ています。(殷、謙)