北京
PM2.577
23/19
中国国家発展改革委員会は19日、プラスチック汚染の対策を強化するための公文書を公布しました。公文書では、2020年末までに中国の直轄市、各省都、計画単列市(行政区画の1つ、副省級市)の都市的地域にあるデパート、スーパー、薬屋、本屋及び飲食店のデリバリーサービスや各種展示会などで、非生分解性のビニール袋の使用を禁止するとし、自由市場における非生分解性のレジ袋の使用に対してその規範化を図り、規制をかけていくとしています。
当該公文書は、2020年末までに、全国の飲食業において、使い捨てプラスチック製ストローの使用を禁じるとし、地級市の都市的地域、観光地の飲食店における使い捨てプラスチック製食器の使用を禁止するとしています。
公文書は、2022年までに、使い捨てプラスチック製品の消費量を明らかに減少し、代替製品を普及させ、廃プラスチックの資源化・エネルギー化利用の大幅な向上を目指すとしています。さらに、2025年までに重要都市において、プラスチックゴミの埋め立ての量を大幅に削減し、プラスチック汚染が効果的に抑えられるという目標も掲げています。(Mou、Yan)