北京
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ミャンマー現地時間17日午後、習近平国家主席はネピドーでウィン・ミンミャンマー大統領と会談を行ないました。
習主席は席上、「今回の公式訪問を通じて、3つのシグナルを出したい。まずは、中国政府と国民は、ミャンマー政府と国民が自らの実情に合った発展の道を歩むことを支持する。次に、両国の全面的戦略協力パートナー関係にはすでにしっかりとした礎が築かれており、中国・ミャンマー運命共同体の構築に共に力を合わせることは、両国の関係発展に新たな原動力と活力を注ぐことができる。三つ目に、中国はミャンマーとともに、『一帯一路』イニシアチブとミャンマーの発展戦略との結びつきを加速させ、両国民により多くの恩恵をもたらしていく」と述べました。
習主席はまた、新中国成立70周年について言及し、「中国が70年の間に収めた成果が示したように、中国の国民が選んだ発展の道は正しいものであり、今後も揺るぎなく貫いていく。中国の未来に私たちは自信があり、中国は平和的発展の道を歩み続け、永遠に覇権を唱えないことを堅持していく。私はそのために『人類運命共同体』の構築を推進しようと提案している」と強調しました。
ウィン・ミン大統領は会談の中で、ミャンマー政府と国民を代表して習近平国家主席の公式訪問を熱烈に歓迎し、「今回の訪問は必ずや歴史的な訪問になり、ミャンマー・中国関係に新たなページをめくると信じている」と述べました。ウィン・ミン大統領は、新中国70年来の偉大なる成果に祝賀の意を表し、「中国には国政運営の経験をめぐり、ミャンマーなどの発展途上国とより多く経験を分かち合ってほしい。中国の成功経験はミャンマーの経済発展、国民生活の改善、貧困脱却に有益な参照を提供できると信じている」と表明しました。さらに、中国がラカイン州などの問題での支持と理解に感謝し、ミャンマーの国内平和プロセスにおいて、中国が果たした建設的な役割を評価しました。そのうえで、「ミャンマーは揺ぎ無く『一つの中国』の原則を守り、中国が香港、マカオで実施する『一国二制度』を支持し、終始、台湾は中国の不可分の領土だと認識している。ミャンマーは習近平主席が唱える人類運命共同体の提案を支持し、中国と共にミャンマー・中国の運命共同体を築いていく」と表明しました。(劉非、Yan)