北京
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中国の中央銀行である中国人民銀行は16日、2019年の金融統計を発表しました。それによりますと、2019年の中国社会の新規融資(一定期間に実体経済が金融システムから得た資金)は累計で25兆5800億元に達するということです。そのうち、実体経済への人民元建て貸付金額は16兆8800億元になります。これは中国の金融機関が実体経済をサポートする能力がさらに強まったことを意味しています。
金融統計は、「2019年の新規融資は前年より3兆800億元上回っている。2019年末、中国の企業および公共機関・公共団体への貸付金額は10.5%増で、前年同期より0.6ポイント高くなった。また、年間新規貸付は9兆3600億元で、前年同期より1兆3500億元増えた」と明らかにしています。
中国人民銀行調査統計司の阮健弘司長は、「新規の中長期貸付は5兆8700億元で、主に製造業、インフラ施設分野、サービス業などに集中している」と示しました。(殷、星)