北京
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中国海警艦艇は14日午前、フィリピンのマニラ港に寄港しました。これは中国海警艦艇にとって初のフィリピン訪問となります。これを受けて、外交部の耿爽報道官は15日に北京での定例記者会見で、「中国とフィリピンは海上警察間の協力で新たな一歩を踏み出した」と高く評価しました。
耿報道官の紹介によりますと、中国海警「5204艦」は14日午前フィリピンを訪問し、両国の海上警察関係者は互いの艦艇に乗り込み見学・交流し、座談会を開きました。また、マニラ近郊にあるタール火山が最近噴火したことに対し、「5204艦」は保存食糧を現地の被災者に寄付しました。両国の海上警察は海上合同捜索救助や消防演習を行い、艦艇の開放、スポーツの友好試合、甲板レセプションなど一連のイベントを催す予定です。
耿報道官はまた、「今回中国海警艦艇のフィリピン訪問は、中国・フィリピン海上協力連合委員会第3回会議のシリーズ友好交流行事の一環である。会議期間中、双方は海上法執行の協力やともに関心を持つ問題について意見を交わし、海上越境犯罪と麻薬密輸への取締り強化、海上捜索、人道主義援助などの重点分野における協力を討議する」と明らかにしました。(Lin、Yan)