北京
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23/19
第3回中日韓教育相会合が10日北京で開かれ、三カ国による「第3回中日韓教育相会合共同声明」が調印されました。三カ国の教育担当閣僚は、域内ひいては世界の平和と繁栄の促進に向け、学生・青少年交流の強化、大学間交流事業「キャンパス・アジア」の拡大に力を注ぐことで合意しました。
中日韓教育相会合は、2016年に韓国で一回目の会議を開きました。その後、わずか数年しか経過していないものの、三カ国の共通した努力の下、「キャンパス・アジア」など一連の重要なプロジェクトが着実に進められてきました。中国の陳宝生教育部長は、「三カ国は中日韓1000校連携プロジェクトを共に実施し、おびただしい数の中小学校同士で学校間協力関係の確立を推し進めてきた。三カ国は互いに成長する上での重要なパートナーであり、共に東アジア経済を支える重要な力であり、地域の一体化プロセスにおいても重要な役割を果たしている」と述べました。
三カ国の教育相はまた、第8回中日韓サミットの合意履行や協力分野の拡大、域内の相互理解の深化、教育の社会を支える力の向上などで合意しました。(hj Yan)