北京
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国際通貨基金(IMF)が発表した最新データによりますと、2019年第3四半期までに、各国の中央銀行が保有する外貨準備のうち、人民元建て資産は1.97%から2.01%に上昇し、IMFが2016年10月に人民元建て準備資産の発表を始めた後の最高レベルを記録しました。これについて、国家外貨管理局の王春英報道官は、「準備通貨としての人民元の機能が向上されつつあることを意味するもの」と述べました。
データはまた、各国の中央銀行は近年、いずれも外貨準備の多元化に努めており、米ドル建ての外貨準備が全体に占める割合が2014年第4四半期の65.17%から2019年第3四半期の61.78%にまで下がったものの、依然として世界の準備通貨で最も主導的地位にあることを示しています。
王報道官は、「人民元建て外貨準備の占める割合が上昇し続けているが、IMFの特別引き出し権(SDR)バスケットにおける人民元の構成比と比べれば、依然として開きがあり、人民元の国際化はまだ長い道のりがある」という見解を示しました。(Mou、Yan)