北京
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香港メディアによりますと、2019年、世界各地で暴力抗議活動が起きた中、米国の主流メディアが中でも香港に「格別」な注目を寄せていました。
香港紙の「南華早報(サウスチャイナ・モーニング・ポスト)」が12月10日、公式サイトに「米国メディアは香港に関するコンセンサスをどう作り上げたか」と題した記事を掲載しました。その中では、米国の独立系報道評議団体である「公正と正確報道」は、「ニューヨーク・タイムズ」とCNNを比較研究した結果、他の国家と地域よりも、この2社は香港への注目度が著しく高いと明らかにしたと報じています。
同団体の統計によりますと、11月22日現在、「ニューヨーク・タイムズ」とCNNは香港抗議活動関連ニュースが727本に達したのに対し、エクアドルは12本、ハイチは28本、チリは36本でした。また、「香港の民主派人士」が自由のために戦っているという簡単な論述を続けるため、往々にしてより暴力的、より恐ろしいディテールを取り上げて大げさに報道することに走りやすいことも指摘されています。
研究報告はまた、米国メディアの香港関連報道には何ら違いも感じ取れず、歩調が「完全に一致している」という結論付けをしたということです。(雲、Yan)