北京
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米紙ニューヨーク・タイムズはこのほど文章を発表し、中国政府が新疆ウイグル自治区の子どもたちを寄宿学校に送って親子を引き離し、民族の言葉に取って代わる標準語で愛国主義教育の普及を図る、いわゆる「洗脳」を行っていると報じている。しかし、この報道は偽の情報に満ちており、事実無根で主観的な憶測に過ぎないと言うしかない。
新疆で設けられている寄宿学校は、地元政府が実情を踏まえて設置した、教育上の貧困扶助のためのものであり、地元住民から歓迎されている措置だ。学校では7種類の言語による授業が行われているほか、地元住民は5種類の言語のラジオ・テレビ放送を視聴できる。また、米国が19世紀末から「忠誠の誓い」の暗誦を小中学校の伝統にするなど、世の中のほとんどの国では愛国主義教育が重視されている。その一方で、新疆の学校の愛国教育を「洗脳」だと歪曲することは、明らかなダブルスタンダードである。
英メディアが先頃、「6歳の少女が受け取った中国の囚人からのメッセージ」というフェイクニュースをでっち上げたのに続き、ニューヨーク・タイムズは新疆の子どもたちが「洗脳」されるストーリーを編纂し、「子ども」というキーワードを中国への世論攻撃の新たな切り札に使っている。一部の西側メディアが、民族の矛盾を唆して中国の発展を阻もうとする企みは歴然たることである。(CRI論説員)