中国は実際行動で経済グローバル化維持＝トルコ貿易次官

　トルコのバトゥル貿易次官は、このほど、「中国は実際の行動で経済のグローバル化や、多国間貿易体制の維持に取り組み、開放型の世界経済の構築を促進している」との考えを示しました。

　バトゥル貿易次官は2年連続で代表団を率いて、中国国際輸入博覧会に参加しました。そして、自身の耳で聞いた習近平国家主席による開幕式の基調演説については、「習主席が強調した経済のグローバル化推進と対外開放政策の継続、『一帯一路』建設を絶えず促進させることは、トルコの経済貿易政策と合致しており、深く賛同する」と述べました。

　バトゥル貿易次官はまた、「トルコは輸出によって経済成長を実現させているため、開放的でルールを守る世界経済体系を支持している。習主席が述べたとおり、当面、保護貿易主義は台頭し、発展途上国が経済のグローバル化プロセスへ融合することを妨げている。中国の政策は中国企業によるトルコへの投資にプラスとなる。トルコはEU関税同盟の適用政策の利便性を有しており、中欧双方の新政策はトルコに直接反映されている。我々はこの方向に向けて必要な準備をしなければならない」と示しました。（殷、星）