北京
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第12回中日韓保健相会合が15日、韓国の首都ソウルで行われました。中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任、日本の加藤勝信厚生労働大臣、韓国の朴淩厚(パク・ヌンフ)保健福祉相をはじめ、3カ国の衛生当局や世界保健機関(WHO)の代表ら約50人が参加しました。
会合では、新興・再興感染症の予防と対応、情報技術を活かした全国民をカバーした保健医療サービスの構築や、活力ある健康な高齢化に関する3カ国の経験が紹介されました。また、「活力ある健康な高齢化に関する中日韓協力宣言」を今月末に成都で開かれる中日韓サミットに提出することで合意しました。
馬暁偉主任は会議で、「アジアには発展途上国が多く、発展の不均衡と不十分な問題が目立っている。中日韓3カ国は感染症対策など関連分野での発展レベルが高く、手を携えて地域の発展をけん引していく必要がある。地域の国々と経験を分かち合い、医療衛生の地域差を縮小させ、共同発展を実現させるべきである」と述べました。(鵬、Yan)